Unicodeのためのフォント

【上級者向け情報】

 フォントの変更で各項目のフォントを変更することにより、様々な言語のフォントが使用でき、Unicodeによる恩恵を受けることができます。しかし、これではある一つの項目に複数の言語を混在させることができません。せっかくのUnicodeの利点が半減してしまいます。

１つのフォントで複数の言語に対する方法を記します。
※ここで述べている方法が最善であるかどうかは不明です。PDIC/UnicodeのHPをご覧になるか、PDIC/Unicode会議室に情報ご提供ください。
※ここで述べている方法は、無料でできることを前提としています。有料のものであればもっといいものがあるかもしれません。

今のところ、２つの方法が現実的ではないかと思います。

1. フォントリンク ＜複数のフォントで見かけ上１つのフォントに見せる方法＞

   Windowsのフォントリンク機能により、複数のフォントを見かけ上１つのフォントにまとめることができます。

   設定方法

   レジストリエディターより、

   HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink
   "Times New Roman"="MSMINCHO.TTC,MS PMincho"

   という風に設定し、フォントの変更で「Times New Roman」を設定すると、英字はTimes New Romanで日本語はMS P明朝で表示されます。

   詳細は こちら をご覧ください。

2. Arial Unicode MS Font for Publisher2000 ＜１つのフォントで多くのグリフを表現する方法＞

   １つのフォントで５万以上ものグリフを持っています。日本語は汚いです。
   ※2002/12/8 削除されてしまいました。OfficeXPとPublisher2002に添付されているそうです。