EPWINGでは、テキスト中や見出語に外字を使っているものがあります。日本語や英語の場合は表示だけの場合は特に問題はありませんが、発音記号をクリップボードへコピーしたり、ドイツ語、フランス語のような欧州言語など、通常のアルファベットで表せない文字は外字を使用しています。
外字はそのCD-ROM固有の文字であるため、クリップボードへコピーするとほかのアプリケーションに貼り付けたときに文字化けが発生します。また、見出語に外字を含んでいる場合、PDIC用のインデックス辞書を作成するときに外字が欠落してしまいます。(検索のときヒットしなくなる)
この問題を回避させるために、外字変換テーブルが必要です。
外字変換テーブルファイルを使用することにより、外字コードを通常使用している文字コードに置き換えます。
この外字変換テーブルは、DDwinなどで使用されている形式に互換性があります。
外字変換テーブルはテキストファイルですので、メモ帳など通常のエディターで参照・編集できます。
PDICでは、これをさらに拡張して変換文字に16進数を使用できるようになっています。