ネット共有辞書

インターネット上で辞書の共有を可能にします。

ネット上のサーバーを介して辞書の共有を行います。

特徴

• ほぼリアルタイムで辞書の共有ができます。
• グループ同士で辞書の編集を共同で行うことができます。
• 同じ単語を編集したときは衝突したことを知らせ、編集・衝突解決することができます。
• ネットに接続していないときでも編集が可能。ネットに接続したときに自動的にサーバーへアップロードされます。
• サーバーに接続時、ユーザー認証が可能であるため、プライベートな辞書共有が可能。
• 暗号化機能により、ネット上でデータが盗まれても問題ありません。[AES-256bitを使用]
• 自宅用と会社用、のように自分一人だけの共有辞書としても利用ができる。（USBメモリなど持ち運ぶ手間が要らない、忘れてしまう心配が要らない）
• デフォルトで３分おきにサーバーから最新データのチェックを行います。
• 編集データはすぐにサーバーへアップロードされます。
• 共有可能なデータはサーバーに依存しますが、PDICでは「見出語」「発音記号」「訳語」「用例」「単語レベル」に対応しています。

ご注意

ネット共有を行うためには共有のためのサーバー、およびサーバーへのユーザー登録などが必要です。
https://pdic.sakura.ne.jp/cgi-bin/dish/ こちらで無料で提供しています。（2009.2時点)

設定方法

1. File - 辞書設定＜詳細＞ より 使用辞書一覧 から、共有したい辞書を選択し、右クリックでプロパティ
2. 一番下にある ネット共有辞書設定 で 使用する をチェックし、ネット共有辞書設定 をクリック
3. ネット共有辞書設定を行いOK

※辞書のプロパティで「編集禁止」にした場合はネット共有辞書機能は動作しません。

※辞書設定ファイル(PDIファイル)により上記設定を自動的に行うことも可能です。サービスを提供される方はご検討ください。

参考

http://pdic.la.coocan.jp/inetdic/pdic-server.html - 共有辞書の通信プロトコルの仕様などがあります。

著作権のある辞書が共有されるのでは？

そういう心配をされる必要はありません。
例えば数万語以上もあるような辞書をこの機能で共有するのは非常に効率が悪いです。
悪意のある人であれば、辞書ファイルをそのままネット上に公開するはずです。
（実際、この機能は１５年以上運用していますが、そのような辞書は存在しません）
そもそも、数万語もあるような辞書はそのままではアップロードできない制限があります。
あくまでベースとなる辞書がすでにあり、それに載っていない単語を共有するための機能です。
もちろんベースとなる辞書がなくても共有できます。