ラベリングに使用する文字列を編集します。
ラベリングは訳語部入力などで決まりきった定型文を入力する場合に便利です。ここでは、そのための定型文つまり、ラベリング文字列を編集します。
ラベリング文字列は登録語編集、全文検索などで貼り付けできます。
ラベリングはメニュー形式で与えられ、階層構造を持っています。
編集時でも、Ctrl+L またはマウスの右クリックで現在の状態をメニュー形式で確認でき、メニューを選択するとその項目へ移動できます。
※ツリー上でマウスの右クリックをするとメニューが現れます。
※このダイアログはマウスでリサイズできます。
ラベリングが利用可能な入力欄
メインウィンドウのWORD欄
登録語編集ダイアログ
検索時の検索文字列入力欄
ラベル追加
Insキーで追加できます。
ラベル削除
Delキーで削除できます。
ラベル移動
Ctrl + ←→↑↓キーでラベルを移動できます。マウスのドラッグ＆ドロップでも可能です。
セパレータ追加
セパレータは区切り線であり、メニューを分類してみやすくするためにあります。
Insキーでラベルを追加したあと、| (縦棒)を入力して下さい。
メニューブレーク追加
メニューブレークはメニューを複数の列に分けます。セパレータと同じように、メニューを分類するためにあります。
Insキーで項目を追加した後、- (ハイフン)を入力して下さい。
ラベリングオプション
ラベリングを行なうときに自動的に付加される文字列を設定できます。
オプションを変更したいときは、ラベルを選択してEnterキーを押して下さい。ダイアログボックスが現れます。
注意！ラベリングオプションを編集できるラベルは下の階層があるラベルのみです。
参照:ラベリングオプション
右クリックで表示
ラベリングメニューで入力できるところでは、Ctrl+L または マウスの右クリック でメニューが表示されますが、右クリックをクリップボード関連の操作にしたい場合は、ここのチェックを外してください。
ラベルのファイル形式
ラベリングに使用されるデータはテキストファイルで保存されています。→作業ファイルの場所にある「ラベリングデータ」
ファイルの形式は一行に一つのラベルからなり、;(セミコロン)で始まる行や、空行は無視されます。ただし、以下の例外があります。
;BeginChild <title>
;EndChild
上記２つは新しい階層の始まりと最後であると認識されます。(大文字小文字も区別します)<title>は階層のタイトル名です。タイトル名を省略すると<<No Title>>となります。この場合は、読込みをした後修正して下さい。もし、一つのリストに複数の<<No Title>>があると、正しく保存されません。
;で始まる行
コメント行
空行
無視
;BeginChild <title>
階層の開始
;EndChild
階層の終了
注意！ラベルデータファイルをエディターなどで直接変更する場合は、PDICを必ず終了してから行なってください。そうしないと変更した内容が失われる場合があります。